補助金活用によるデジタル化推進

デジタルツールによる生産性向上事例

自動車向けの精密板金業を営むN社様は、主に自動車メーカー向けの部品を製造されています。
製品の品質には自信をお持ちでしたが、以下のような課題を感じておられました。

  • データに基づく経営ができていない
  • アナログな生産管理体制の効率化

そこで弊社にご相談をいただきました。現場でのヒアリング・分析の結果、生産現場で発生するデータを整理する仕組みがなく、経営層が活用可能な形でデータを提供するルートが欠如していることが明らかになりました。
そこで、生産の全工程を包括的にカバーするシステムを導入し、全社的にデータ活用体制の整備を行うこととなりました。
システム導入に当たっては、ものづくり補助金を活用することとし、導入費用の半分以上を補助金で賄うことを計画しました。
事業計画の策定に当たっては、弊社メンバーが実際の生産現場に赴き、情報の流れや人の動きを分析することで、現場におけるデータのフローとストック、データを活用する場所とのギャップ分析等を通じて地道に課題を洗い出し、事業計画に落とし込む作業を行いました。
その結果、説得力のある事業計画を作成することができ、無事にものづくり補助金の採択が決定しました。

補助事業に採択されたN社様は、その後ベンダー企業様と共同でシステムの構築を行い、データを活用した経営判断を実践されています。
また、作成した事業計画は、単なる補助金申請用の計画に留まらず、その後の経営を行う上で指針となる骨格になったと、嬉しいお声をいただいています
現在N社様は、蓄積したデータを自動的に分析して生産工程にフィードバックする仕組み作りに挑戦されており、デジタル化が加速しています。

弊社には、ものづくり補助金、事業再構築補助金、小規模事業者持続化補助金等について数多くの事業計画策定支援、申請補助の実績がございます。
ご関心をお持ちの方は、是非お問い合わせフォームよりご連絡ください。